どくだみを除草

どくだみを除草するのって、結構大変なんです。
何度とっても覆い茂ってしまうどくだみに悩まされている人は多いのではないでしょうか。

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どくだみについて

ドクダミは、九州の低地に自生する多年生草本で、サツマイモの葉に似た葉と、梅雨頃につける白い花弁状の総苞を持つ穂状の花が特徴です。
どくだみは、昔から民間薬として知られており、主にどくだみは化膿性皮膚炎や水虫などの皮膚病に効果があるとされてきました。
最近ではその薬用成分などが明らかにされ、厚生省が発行する「日本薬局方」にはどくだみは「十薬」として掲載されているんです。
様々な薬用成分を含む貴重な植物ではありますが、ドクダミは強い異臭がするのでどくだみを除去したいと思う人は多いと思います。
しかし、どくだみは別名「シブト草」と呼ばれる程、一度根付いたらなかなか除草することができない草として有名なんです。
どくだみは、繁殖力が強く地下茎は長くて分岐しているので、一度茎をちぎったくらいでは除去することができません。

どくだみの除草方法

ドクダミを除去するための方法には、人の手でとる方法と除草剤を使う方法があります。
どくだみを手でとる際は、乱暴に引きちぎるのではなく、スコップを用いて地面15〜20cmを掘り返して地下茎を丁寧に取り除くようにしましょう。
長く続いている地下茎を途中で切ってしまうとそこから発芽してしまうので、地道に丁寧に地下茎をしっかりと取り除きましょう。
除草剤を使ってどくだみの除草をする場合は、毎年地上部を枯死させて少しずつ根を絶やす方法と、地下部も枯殺して根を絶やす方法があります。
前者は、「ハービエース」「バスタ」などのグルホシネート系の除草剤を使いましょう。
散布時期は、茎や葉が若く緑色をしている生育が盛んな時期です。
散布する時は葉や茎に均一に、そして全体に十分薬液が付くようにしなければなりませんが、周りに花などがある場合は要注意です。
もし薬液がついてしまった場合は、花なども枯れてしまいます。

どくだみの除草剤

後者でどくだみの除草をする場合は、「ラウンドアップ」などのグリホサート系除草剤を使いましょう。
散布は、生育が盛んな時期の晴れた日に行いましょう。茎や葉の生育が止まっている時や雨が降っている日などに散布すると、効果が落ちます。
このタイプの除草剤は、少ない水で散布でき、地下に落ちる薬液の量が少ないという利点がありますが、1回の散布で根を絶やすことはなかなか難しいでしょう。
いずれの方法を用いても、根強いどくだみの除草を1回で終わらせることは難しいと思います。
除草は、気長にするしかないですね。
なかなか除草ができないどくだみは、いっそのこと薬として利用するのもいいかもしれませんよ。

どくだみを除草

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